指をしっかり立てることと、脱力の重要性を知るべし!
この曲は、終盤フォルティッシシモなどが出てきてとても体力を使います。イメージとしては、聖フランシスコが海を渡り切って喜びに湧いている感じです。右手もさることながら、左手も跳躍が多く、オクターブ進行がつづく個所もあります。
私は右手の親指の第二関節がへこんでしまう、いわゆるマムシ指です。なので、右手でオクターブや和音を連打するのがどうしても苦手なのです。しかもこの曲はフォルテ以上の音量を響かせないといけません。親指が、連打に耐え切れずにへこんでしまうので、想像している音にならずに悔しいです。でも、あまり無理をしてしまうと手を痛めそうなので、少し小さめの音で弾くという妥協をすることにしました。
この辺りになってくると、自分の実力不足を痛感せずにはいられません。もっとがっしりとした手で、指も鍛えられてないと満足に弾き切ることはできないなと感じました。短期間でそれを身につけるのは難しく、ごまかしながら弾くしかありませんでした。できるだけ脱力をして、腕の重みで大きな音を出し、それをしっかり立てた指で支え切れる限界のところの音量しかでませんでした。
先生も実力不足を感じているのか、あまり具体的な指示はなく、脱力と指を立てることばかり指摘されました。

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