ピアノコンクールについて思うこと
ピアノコンクールがいろんな場所でやっているので自分も何度か出た経験があります。時には入賞したりもしたけれど、大人になって冷静に考えると、あれ意味あるのかな。
芸術に1番2番って数字をつけることに違和感を持ってしまいます。ピアノはもっと自由でいいと思うなぁ、例えばジャズであればもう原型がないから点がつけようがないわけで、そうなるとピアノはどれだけ演奏家の意図を理解して正確かつ芸術的に弾くかになるのだろうけれど、それやったところで審査員の考える「作曲家の意図」に大きく左右されるんじゃないかしら。
コンクールで1位になっている人の演奏とアマチュアの人の演奏をyoutubeで聞き比べてみると、どう聞いても後者のほうがうまいこともあるしコンクールをやる意味なんて個人的にはないと思っています。ショパンコンクールでさえポーランド人優勝者ばかり出して偏っている声が多いから、ピアノコンクールの公平性はあってないようなものであると思うのデス。ヨーイドンで誰が1着かって話ではないから。
でもピアノトライアルはいい!ピアノトライアルはピアノを学習者が弾いて先生方がアドバイスする機会で、密かに初回に聞きにいってとてもよかったです。なんていうか、皆さんの一所懸命さが伝わってきて・・・よかったです!
競うんではなくて、アドバイスをもらう、研鑽を積む機会、合同練習会のようにピアノを聴きあう機会は大いに出てきてほしいと思います。
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