ヴァイオリン演奏時の体の脱力の仕方
ヴァイオリン練習生のヴァイオリンの脱力法についての記事です。ヴァイオリンを弾く前に深呼吸をして呼吸を整えたり、体を柔らかくするようなストレッチ。ボーイングについても少し触れています。ご参考になれば幸いです。
ヴァイオリンを演奏するにおいて、脱力とは必要のない余分な力を抜くことです。少ない労力で、最大限の結果を出す。あまり力を入れすぎたら音が割れてしまったり雑音が多くなるので気をつけましょう。ヴァイオリンを弾く前に深呼吸をして呼吸を整えたり、体を柔らかくするようなストレッチを行う練習法も取り入れたら良いでしょう。
もっとも多いのが、右腕に力が入ってしまうことです。右腕に力が入ると、右腕で力が止まってしまいます。せっかくの背中や肩からの力を、腕でせき止めてしまうことになるので気をつけましょう。
弓先では少し力を加えるなど必要な力は加えるのは当然ですよね。よく脱力していると、力を加えるのが簡単になります。
ここでは力の出し入れをすることが重要ですね。力の出し入れまで意識出来るようになればなおさら良いです。緊張すると、力が入りっぱなしになりやすいです。普段の練習で、脱力が出来るように練習しましょう。
大人からはじめた人は、弓の真ん中くらいでは全部弦にくっつくようにしてボーイングをはじめたら良いでしょう。関節がほぐれてきて体の力がぬけてきたら指がつかえるようになり、全部つけられるようになると思います。
ボーイングの仕方は流派みたいなものがあります。それによって力の抜き方は変わってくるかも知れません。
でも、結局綺麗な音が出せればいいわけで、倒しすぎる人は、脱力を心掛けて弓の元であまり手首を吊り上げないとか、中弓でべったりつけた状態の練習をするなどが良いかもしれません。