弓の配分‐澤田先生 ヴァイオリン練習法 東京 東京都港区バイオリン教室 音楽教室ミナト

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弓の配分について

Female violinist and male pianist弓は、アーティキュレーションを付ける際に、適した箇所があります。原則としてはどの弓の部分においても全ての運弓法は行う事ができますが、実際はその箇所にあった運弓法を割り当てるほうが、技術的にも簡単になるのです。各箇所で何が適しているのか考えてみるとボーイングがすごく楽になります。今回は8パターンの運弓法についてお話してみたいと思います。


弓の役割

弓はただ弦の上を流して音を出すだけではありません。左手のビブラートの響きを助ける、弓の圧力や緩急を使い分けて、左強弱や音の感情表現を創り出す。単音じゃなく、重音やアーティキュレーションを付けるのも右手ボーイングの重要な役割なのです。しっかりと均等に松脂をつけて(つけすぎはだめ)弓の毛を充分に張り練習に臨んでくださいね。

最先端、狭い中央、最も根本の部分

3等分で練習する事が多いのに対して、弓を8等分にして練習する事はあまり認識の少ない事かもしれませんが、実は気が付かないうちに皆様自然と使っているんです。

弓の最先端では、速いトレモロと弓幅の狭いマルテレに適しています。弓幅の狭いほぼ中央部分は、跳弓(スピッカート)と全ての運弓。

最も根本に近い部分はG線上で行う早いデタッシェと、スタンディングスタッカートに適しています。

弓幅の広い先端、上半弓、真ん中、下半弓、弓幅の広い根本の部分

弓幅の広い先端は、デタッシェとマルテレが融合している運弓法全般、速い弦の移行に適しています。上半弓は弓幅の広いデタッシェとマルテレ、そしてこの2つが融合した運弓。長めの音価を持つスタッカート、速いレガートの弦の移行です。

幅の広い根本はG線上のゆっくりとしたデタッシェ、休符のある重音のデタッシェ。弓を持ち上げて、ダウンボーイングを繰り返し、音を切り離し短く演奏する音符、短い和音(重音)。

下半弓はゆっくりとしたフライングスタッカート、三重や四重の和音に適しています

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