ボーイング、デタッシェについて‐澤田先生 ヴァイオリン練習法 東京 東京都港区バイオリン教室 音楽教室ミナト

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ボーイング、デタッシェについて

Female violinist and male pianistデタッシェ「detache」はレガートと違って、一音毎に弓を返して演奏する。個々の音弓のボーイングの返しによってお互いに分離されている事を言います。デタッシェは全て弓の部分で用いられる基礎となる大切な奏法です。デタッシェがマスターできないと次の段階に進む事はできません。でも決して難しい奏法ではないので安心してください。分からないままなんとなく弓を動かすのでは練習する意味がありません。デタッシェの上達に欠かせないのは人差し指です。


真ん中付近でのデタッシェの注意点

弓の中で真ん中より上の部分が最も楽にデタッシェができる部分だと思います。デタッシェを練習する際に摩擦音や、ヒューヒューなどの雑音が混ざってしまう場合は弓が駒にあまりにも近寄りすぎて、駒の上を弓の毛が触れている為です。反対にかすれた音もしくは音量が出ない時は指板の上に弓が滑り落ちています。

きちんと目で確認しながらテンポが速くなればなるほど、f孔の上を一定の圧力、弓幅で往復できるよう心がけてください。ひたすら奏くのではなく、何分か単位で区切って繰り返し練習すると効果的です。

下半弓のデタッシェの注意点

弓の下半弓のデタッシェは本当に難しいです。でも5つの点を頭に入れておけばクリアできますよ。下半弓のデタッシェは手首が固くなる事が一番の問題です。とにかく脱力です。

注意点は右肘の運動が水平に保たれているか、手首が柔らかくなっているかを注意してください。常に手首は柔らかい状態にしておいて、いつでも指の関節を使って弓を返せる様にしておくこと。肩が前に出て上に上がらない事。ダウンボーイングの際に肘を後ろに引かない事。ゆっくりのテンポから少しずつ速いテンポへと進んで下さい。

上半弓のデタッシェの注意点

弓の上半弓でデタッシェをしようとすると、弓が上手くコントロールできずふらふらしてしまったり、意に反して跳ねてしまう事があります。
考えられる原因としては、人差し指が過度にスティックに巻き付いてしまって弓が手前に倒れている、小指がスティックから離れてしまっていてきちんと弓が持てていない。小指に力が入ってしまい小指が伸びきってスティックを押してしまい弓の毛が指板側を向いている。等の原因が考えられます。鏡の前で確認しながら練習すると効果的です。

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