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ヴァイオリンの美しい持ち方とは

Female violinist and male pianist正しい楽器の持ち方をマスターすることはとても大切です。持つ際の、基本のヴァイオリンの向き、理想的な持ち方、鏡を使ったチェック方法をご紹介します。

弦と弓が直角になるように

ヴァイオリンの方向は、弦と弓が直角の関係に接していることが基本となります。ヴァイオリンをあまりにも左の方向へ持ってしまうと必然的に体が開きすぎてしまい、弓を持つ右手も遠くなり、スムー ズな弓運びができなくなります。

圧力も充分に均等にかからなくなるので、密度の濃い綺麗な音が出なくなってしまうだけではなく、一番良くない点「弓を後ろへ引いてしまう」事態がおきてしまいます。

弓と楽器を優しく包み込むようなイメージ

譜面台との位置関係もおかしくなってしまい、お顔が楽器とは違う方向を向いてしまう事にもなります。楽器を適度に左に向ける事は綺麗な音を出す事には有利ですが自分の無理のない自然な姿勢で演奏できるようにしましょう。弓と楽器を優しく包み込むようなイメージが良いと思います。

理想的な持ち方とは

ヴァイオリンは鎖骨、または左肩の一部の上に置いて顎でしっかりとはさみます。左肩を上にあげてしまうのもいけません。さらに左手の力を借りて下から持ち上げるのではありませ ん。左手は軽く支えているだけにすぎません。左手は脇の下にこぶし1こ分が入る空間をあけておいてください。そうしないと、ポジション移動やビブラートがスムーズに行えなくなってしまいます。

ヴァイオリンを低くもちすぎると、音が遠くまで飛ばないそして音質を悪くしてしまいますし、高くもちすぎると背中や肩を痛めてしまいます。体を痛めてしまっては練習したくないと思ってしまう事にもつながりかねません。

鏡の前に立って美しいと思える持ち方を

鏡の前に立って美しいと思われる姿が理想の持ち方となります。練習の合間に、少し鏡の前に立ってご自身の楽器の持ち方をチェックしてみてくださいね。鏡は立ち方だけでなくボーイング練習などにも有効です。ヴァイオリン練習には欠かせないアイテムなので、ぜひ鏡の前で弾く癖も一緒につけるようにされるといいでしょう。

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