お子様と大人のショルダーレスト
綺麗な音を出すにはやはり良い姿勢が一番です。そこで今回はお子様と大人のショルダーレスト(肩当て)の有無についてお話したいと思います。最近では様々な種類やメーカーのショルダーレストがありますので、ご自身にあった物を選んでみてくださいね。
皆様演奏会を鑑賞しているときに気が付いた事はありませんか?もしくはテレビでオーケストラ演奏を見る機会もありますよね。その際に演奏者によって肩当てをしている奏者、つけていない奏者を目にする事があると思います。
本来ならば肩当てを使わないほうが、ヴァイオリンの裏板と自身の体が肩当てがある状態よりも密接に接触するので振動の伝達が促進されて響きがいいと言われています。
肩当ての役目とては、一般的には首の長さが4-6センチあるので顎と鎖骨の空間を満たさないといけないので、そして骨に当たると痛い、空間を補う為に方が上がり姿勢が悪くなってしまうという観点から使用する奏者が多いと言われています。ヴァイオリンは、左肩の一部と鎖骨、そして顎で挟み、左手は軽く添えるだけで正しい姿勢を保たなければなりません。30秒程度ヴァイオリンをしっかりと顎で保持する事ができないうちは、肩当ては必須アイテムになると思います。
お子様の肩当ては分数ヴァイオリンによってサイズの調節できる「KUN」もしくは昔ながらのゴムで固定する「ショルダーレスト」が主流ですが、まだ肩幅も狭く成長段階なのでスポンジを用いる事もあります。保護者様がお子様が痛がらない最適な肩当てを見つけてあげてください。大人の方は高さを調節できる肩当てばかりですので、素材や見た目にこだわって選ぶのも自分らしさが出て素敵だと思いますよ。
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