オーケストラに所属している人の練習法
ヴァイオリン練習生のオーケストラに所属している人の練習法に関する記事です。オーケストラで演奏するときのヴァイオリンの個人練習法、ヴァイオリンパートの練習法、オーケストラのヴァイオリン練習で注意する点など。
オーケストラでヴァイオリンを担当する場合、自分のパートをきちんと弾くのは当然ですが、まわりのパートの部分もそれなりに理解しておかなければなりません。CDのオーケストラに合わせて、自分のパートを弾くようにする練習法が良いかもしれません。他のパートの音を把握できますからね。またスコアを見ながら他パートの楽譜を確認するのも良いでしょう。自分のパートがないところもきちんと確認したら、オーケストラの奥深さがわかってくると思います。
他のパートを聞いてオーケストラ全体を見るのも重要ですがパートの部分も弾かなければなりません。
練習には部分練習と通し練習とがあり、部分練習はテンポを実際の半分くらいに落として、通し練習は絶対に止まらないで弾く、 この両方ともやらないと弾けるようにならなりません。各パートをきちんと理解しながらヴァイオリンパートをしっかり弾きこなすことが一番大切ですね。
一番いけない練習法は初めからただ弾いていき、間違えたらちょっと止まって直して出来たらその先を弾いていく。また間違えたら同じことの繰り返しをする。これでは部分練習にも通しの練習にもなっていないので注意してほしいです。あとまわりの音に合わせず焦って弾いてしまったり、ボーイングやポジショニングがバラバラになることも避けましょう。