15 page ピアノ 東京 港区の音楽教室 音楽教室ミナト

本格派クラシック音楽教室。東京都港区、田町/三田駅すぐ,大人/子供向け。

ピアノ

焼肉ドラゴン

IMG_4916サスケの学生時代には、小劇場ブームなるものがあった。

もちろんサスケもしょっちゅう劇場に足を運んでおった。その中でも、かなり入れ込んでいたのが新宿梁山泊という劇団で、あの泥臭さというか力でぐいぐい押す感じとか…箱入りであった自分にとっては衝撃的で、かなり入れ込んでおりました。シビれるー(死語)って感じ?。

さて、かつてのその劇団の座付き作家だった鄭義信の作品が今、三部作として新国立劇場で上演されているのですが、そのvol.1が『焼肉ドラゴン』です。

あいかわらずの演出で「久しぶりに芝居っぽい芝居見たなー」なんて思いました。でも小劇場でやるのと圧倒的に違うところは、やっぱり余裕がある。予算も時間もそれなりにふんだんに費やして作ったんだなーという大人の余裕的な? 観客も若い人、というよりも「昔は小劇場にハマっておったもんじゃ」という感じの年配者が多かったように思う。

題材は在日韓国人問題や戦後の日本、38度線、米ソの冷戦、などなど…を思わせる、重い題材なのだが運命に翻弄されて離れたり再結成されたりする家族の絆を描いていて、ほろり(涙)。ああー、行ってよかった。

それと同時に安保云々と世論が騒ぐ「今」この作品を上演することになったとは…と、偶然なのかどうなのか、同行した友人と語りあってしまった。

 

あれ?今日ピアノと関係ないじゃん、と思ったアナタ。本題はこれからですよ。

この重た〜い芝居の所々でちょっと場を和ませるお笑い担当、みたいなアコーディオン奏者と太鼓奏者の役があるのですが、これが良かったデス。アコーディオン奏者は桐朋学園のピアノ科を卒業という経歴を持つ音楽家。で、太鼓奏者は世界を股にかけるミュージシャンで、どちらも俳優としてのキャリアもある。もちろん素晴らしいできだった。

そして、こういうところに予算をかけてキャストを組めるのは、やっぱり国立だからかな…などと、自分は頭のなかでお金勘定してしまいました。

自主制作の小劇場時代の音楽はもちろん、泥臭くて勢いがありすてきだったけれど、それとはちょっと違う。洗練されてかつ計算されている、と思う。そしてそれを感じさせない。

オペラが好き、バレエも見る、芝居だって語れるよ、的な大人の観客が多いのもうなづける。上海バンスキングよろしく(ある年代の人にはわかるかも)幕間に演奏してくれたのも、ノスタルジック点でハナマル。カンパを〜なんてのもご愛敬。

そんなことまで計算されていて…おじさんたちは「なつかしさ」にどっぷりハマって帰ったのでした。

了。

 

 

Updated: 2016年3月30日 — 10:04 AM

たたけば音がでる

ピアノの良いところ。
初心者でも、とりあえず叩けば、そして調律されていれば、きちんとした音階で音がでます。アリガタヤ、アリガタヤ。( ´ ▽ ` )ノ ビバ!

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ちなみに自分は以前、ウクレレを習ってたことがありますが…まずもって調弦がたいへんヽ(;▽;)ノ
最近はすごく便利な電子チューナーが出てるからそれほどでもないかもしれないけれど、それこそ押さえ方が甘かったりすると、ぼんや〜りとした音が出てしまう。弾いてて(e_e)気持ち悪い。
これじゃないの〜、この音じゃないの〜、という心の叫びと葛藤。

ちなみに自分の師匠はウクレレのことそのまま「ウクレレ」と呼びます。
…ここから先はマメ知識。興味ない人はスキップしてね^_−☆…
英語の先生には「サスケ、それはユークレレだよ」と発音指摘されましたが、師匠いわくハワイの言葉に近い発音を尊重するならば「Ukulele」は「ウクレレ」だそうなのだ。

ついでに「ら り る れ ろ」の発音は英語の「R」みたいに「ra ri ru re ro」とするのはダメ(`_´)ゞ「la li lu le lo」だ!というのがハワイ流(師匠流?)Otherwise I will kill you(笑)だそうな。

話がそれました。
ピアノの良いところ、まずは叩けば音が出る。右手しか弾けなくたっていいじゃな〜い(*^o^*)譜面通りに押さえればメロディになるぅ〜。
そんなわけで最初の課題曲「こいのぼり」も、叩けば音楽になる楽しさに、夜な夜な練習を繰り返したのでした(でも1曲完成するまでに3カ月かかりました)。

この楽しさは何かに似てる。そうだ、子どもが履くピコピコサンダル!音が鳴る楽しさについつい歩いてしまう。あの感じに似ている気がする(私見です。あくまで)。

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Updated: 2016年3月29日 — 12:30 AM

ショパンエチュード10-1について語る

皆さまこんばんは。

またまたミナトピアノ練習室で夜練している最中に閃きました。調律を1番の部屋したようなので弾いてみました。調律師変えたのかな?音色が変わってしっかりしたピアノになりました。いい音~~!

10-1ですが、この曲の練習方法として、私はいつもピアニッシモで弾くように練習しています。すごくノリがいい曲なのでドダダドダダダと弾いてしまいがちですが、アルペジオが崩れるんです。

右手のアルペジオの強さが均等にならない。均等にするという意味では25-1のショパンエチュードに似ていると思います。余談ですが110~のエチュードと25~のエチュード、ちょうど10曲ずつです。これらの曲目同士、10-1と25-1等因果関係があると思うのです。

例えば10-2と25-2もなんだか似ていると思いませんか?25-12も第二の革命と言われていますし。革命は10-12ですね。ピアノは昔、ピアノフォルテという名前だったのですがピアノという名前だけが残りました。今でもカルテットなどだとpfと表示されるのはその名残でしょう。

その中でもピアノという名前が残ったのは、やはりピアノで弾くことに意味があるような気がします。ピアノが弾ければフォルテも弾ける。ゆっくり正確に弾ければ早くも弾ける。そんな楽器じゃないかしらピアノって。

などと偉そうに講釈してみましたが私はアマチュアですしまだまだ未熟。今日も頑張って練習します♪

Updated: 2016年3月28日 — 9:15 PM
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