クラリネットのレッスンでいきなりタバコの箱を渡されたかと思いきや、それは『リード』という葦という木が原料のアイテムだった。
先生の話によると、この中に入っている10本のリード全てを使うことはなく、本当に使える物はせいぜい箱の中に1~2本入っていればラッキーだと思いなさい!と言われたのです。 まずは無難に3から始めようと言われても、さっぱり何のことだかわからない。??
どうやらリードの「厚さ」のことらしい。しかもバンドレンというメーカーだ。
そして驚いたのが、このリード一箱の値段です。なんと!2000円を軽く越えるみたい。
リードは選んで使う物。場合によっては箱の中に使えるリードが一枚も無かったということも稀じゃないそうなんだ。
「高いっ!」うちはそんなにお金持ちでもないし、リード一箱にそんなお金掛けられないよ。それでも、先生はクラリネットで『リード』だけは決して妥協してはいけないと口酸っぱく話している。
やはり、ここだけはケチってはいけない!自分に嘘をついてはいけない!ダメなリードと付き合ってはいけない!音の発音、柔軟な反応能力、強弱のコントロール制、まとまった音色を実現する為の最高のリードとだけ付き合うようにしていかなければ上達は出来ないと、先生は今日も、初心者の自分にリードの大切さを教えてくれていたと後日になって気づいた自分がいた。
リードだけはぜひこれをご覧の皆様にもこだわってほしいポイントです。