2 page クラリネット 東京 港区の音楽教室 音楽教室ミナト

本格派クラシック音楽教室。東京都港区、田町/三田駅すぐ,大人/子供向け。

クラリネット

自分の期待に応えてくれる『当たリード』

ここで音を出したい!」と思った時に出せないリードよりは、出せるリードの方が良いに決まっている。
吹いていて「音程が垂れ下がってしまうほど抵抗を感じない」リードよりは、ほどよい抵抗を感じるリードの方が良いはず。
まとまりのあるきれいな音色でも「その辺でしか鳴らせない」リードよりは、多少音が開いてしまっても「聴く側にまで確実に届く」音色に伸びのあるリードを選んだ方が良いのかもしれない。

リード選びって奥が深いのですね。

先生にご指導をいただきながら、少しずつ良いリードの法則?『一定の基準と条件』が徐々に理解できてきたような気がしています!
いつものように、良いリードを選定し、リードの裏に鉛筆で二重丸を書いて箱の中にしまおうとした時、「キミもそろそろこれを使いなさい!」と先生がプラスチック製のリードケースを自分にくれたのです。とても嬉しい。

リードケースに『当たリード』をしまうと、まるで少し昇格したような気分。

現時点ではリードケースの中に『当たリード』を6枚並べてるけど、この6枚揃えるのに自分はリードを一体何箱買ったのだろうか・・・
そして不思議なことに・・・『当たリード達』の中にも順番ができてくるのさ。優秀な順番に右から並べていく。
リード達に愛着が出てきた。「大切にリードを育てていこ!」という気になり始めたのです。

Updated: 2016年4月20日 — 3:40 PM

『当たリード』と信じてたリードは『ダメリード』

リード選定初心者。『当たリード』と信じてたリードは『ダメリード』だった!?

リード選定により見つけた、自分自身にとって『当たリード』と思えるリードは、まだ初心者のうちだと『当たリード』ではないという可能性があるみたいです。レッスンの先生に「なんでこんなリード使ってるの!?」って言われても、自分が『当たリード』と信じて使ってるから返す言葉に困る。終いには「よくこんなリードで吹けるよね?キミの感覚が理解できない」とか言われると何だか人格そのものを否定されてるみたいでショックを受けてしまう。

結局、そうやって今日も先生に一からリード選定してもらうことで、基礎練習や曲練習とは関係のない余計なお時間を取らせてしまうのです。

自分と先生は、性格も違ければ、体質も体格も口の中の形状も歯並びも何もかも違うんだよ。
それでも、先生がリード選定をして「こういうのが良いリードなんだよ、吹いてみなさい」と指導してくれる。
内心では「これが?当たリードなの?」と思ってしまうことがあります。

自分で選定したら間違いなく「ダメリード」として見逃していたかもしれない。
自分自身で選定をして、これが『当たリード!!』と自信を持つことは絶対的に大事です。ですが、やはり初心者のうちは「誤り」や「見当違い」が多いかもしれないので、何度も何度もリード選定の指導を先生から受ける必要があると思いました。

Updated: 2016年4月20日 — 3:39 PM

クラリネットのリード選定。自分の直感を信じて『当たリード』を見つけよう!!

なけなしのお金を叩いて買うリード。もしも自分が大富豪だったら、通称『当たリード』が箱の中に入ってなくても、そんなこと気にせずポイっとゴミ箱に放り投げることができるよね。リード購入売り場で「当たりが入ってますように!」とか「お金を捨てるのは嫌です!」とか、一生懸命に手を合わせたりお祈りしたりする必要もないし。

リード選定において、1枚1枚試し吹きをした時点で、「ダメだ」と思ったリードは、やっぱりダメなんだと思う。
箱の中の10枚吹き終わって、「当たりがないからもう一度全部吹き直してみよう!」という気持ちが当然出てくる。
何故かって?なけなしのお金を叩いて買っているリードだから。正直『当たリード』が入ってなくちゃ困るのです。

未練が残る。ゴミ箱には捨てたくない。

だったらせめて、ダメだったリードの箱を人と人とで交換したりするのはどうだろうか?
あの人がダメだと感じたリードが自分にとっては『当たリード』かもしれない。

リード選定は、吹き手とリードの出逢いと考えています。人間同士でも第一印象で「良いな」とか「なんか嫌」とかあるけど、それにすごく似ている気がします。「すごく良い!」と思う『当たリード』は、試し吹きの時点で解かるはず。

リード木管楽器はクラリネットに限らずリード選定に苦労する。とことん「選ぼう」とすると切りが無くなってしまうので、自分の「直感」を大事にするべきだと思いました。

Updated: 2016年4月20日 — 3:37 PM
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