ヴァイオリンの難関、弓の飛ばし方について
ヴァイオリン練習生のヴァイオリンの難関、弓の飛ばし方についてに関する記事です。身体に力が入っていては弓を軽く飛ばすことが出来ない、ポイントは小指だけで支え他の指は添えるだけ、など。
今回紹介するヴァイオリン技術は、『弓の飛ばし方』です。弓を飛ばすというのは、ヴァイオリンをひくにあたってとても基礎的で、重要なものといえるでしょう。
ただ普通にひくよりは、弓を飛ばした方が俄然うまく聞こえるでしょう。そこで今回は、数あるうちの練習法のひとつを紹介しようと思います。
練習法は自分にあったものを行わなくては意味がありません。そのため、この練習法が確実に使えるとは言い切れませんが、ご了承ください。
まず、ヴァイオリンの弓を飛ばすには腕の力を抜く必要があります。脱力の時と同じで、身体に力が入っていては弓を軽く飛ばすことはできません。おそらく、飛ばせても重くぎこちないとのとなってしまうでしょう。
ここからは、体の力を抜ききれていることを前提に話を進めましょう。練習法としては非常に簡単ですが、積み重ねることによって効果が増幅されます。
弓を飛ばすには、弓の本体を小指の力だけで支え、他の3本はそえるだけで十分事足りるでしょう。
1.弦に弓をあて、跳ね返らせるイメージで数回ほど力を抜いて実践してみる。
2.ある程度なれてきたら何でも良いのでなにか曲を選び弓を飛ばさずにひき、それを録音する。
3.次に、弓を飛ばしながら録音してみましょう。
4.飛ばしたものと飛ばさなかったものの録音を聞き比べ、違いを再確認しましょう。
簡単に説明すると、このような流れとなります。もし録音したものに違和感があるようなら、改善点を見つけ、もう一度同じように録音してみてください。
繰り返すうちに何が悪いのかが把握できるようになってきます。ここに書いたものは練習法の一部でしかありません。是非、自分にあったものを見つけ出してみてください。